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米ウェルズ・ファーゴ、オフィスローンで20億―30億ドル損失引き当て

2024年10月25日(金)14時14分

米金融大手ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)のチャーリー・シャーフ最高経営責任者(CEO)は24日イベントに出席し、商業用不動産オフィスローンのポートフォリオで20億―30億ドルの損失が出る可能性があると述べた。写真はチャーリー・シャーフ最高経営責任者。米カリフォルニア州で23年撮影。(2024年 ロイター/Mike Blake/File Photo)

Nupur Anand

[ワシントン 24日 ロイター] - 米金融大手ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)のチャーリー・シャーフ最高経営責任者(CEO)は24日イベントに出席し、商業用不動産オフィスローンのポートフォリオで20億―30億ドルの損失が出る可能性があると述べた。

同CEOは商業不動産全体の需要は堅調だが、オフィスは以前ほどではないと指摘。オフィスローンのポートフォリオを巡り「損失金を全て引き当て計上したのでバランスシートはリスクが軽減されているが、今後3―4年の間に損失が発生する見込みだ」と述べた。

マイケル・サントマッシモ最高財務責任者(CFO)が今月初めの決算発表後のオンライン説明会で、同ポートフォリオにおける損失の規模がそこそこの規模になる可能性があると話していた。

ロイター
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