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マイクロソフトCEOの24年度報酬、63%増の7910万ドル 株高寄与

2024年10月25日(金)10時01分

 10月24日、米マイクロソフトのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO・写真)が2024会計年度(同年6月末までの1年間)に受け取った報酬が63%増の7910万ドルだったことが、同日の当局への提出書類で分かった。写真は1月、スイス・ダボスで撮影(2024年 ロイター/Denis Balibouse)

[24日 ロイター] - 米マイクロソフトのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)が2024会計年度(同年6月末までの1年間)に受け取った報酬が63%増の7910万ドルだったことが、24日の当局への提出書類で分かった。この期間にはマイクロソフトの時価総額が3兆ドルを突破しており、株式報酬が総額を押し上げた。

23年度のナデラ氏の報酬総額は4850万ドルだった。株式報酬は前年度の3900万ドルから約7100万ドルに増加した。

マイクロソフトの株価は24年度に約31.2%上昇した。

対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を手がける米新興企業オープンAIに投資する同社は、生成AIの開発競争で市場をリードしているとみられている。

ただ、ナデラ氏は24年度に報告された複数のサイバー攻撃を受け、減額を求めたことから現金報酬は520万ドルと、受け取る資格のあった1070万ドルを下回った。

アップルのティム・クックCEOは23年に6320万ドルの報酬を受け取った。

半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアンCEOの24年度報酬は3420万ドルだった。

ロイター
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