米新興AI、ダウ・ジョーンズと争う姿勢 著作権侵害訴訟
10月24日、人工知能(AI)を活用した検索エンジンを手がける米新興企業パープレキシティは、メディア企業ダウ・ジョーンズと大衆紙ニューヨーク・ポストから著作権侵害で提訴されたことについて、両社の主張は誤解を招くとし、争う姿勢を示した。写真はパープレキシティのロゴ。ボスニア・ヘルツェゴビナのゼニツァで5月撮影(2024 ロイター/Dado Ruvic)
[24日 ロイター] - 人工知能(AI)を活用した検索エンジンを手がける米新興企業パープレキシティは24日、メディア企業ダウ・ジョーンズと大衆紙ニューヨーク・ポストから著作権侵害で提訴されたことについて、両社の主張は誤解を招くとし、争う姿勢を示した。
メディア大手ニューズ・コープ傘下のダウ・ジョーンズとニューヨーク・ポストは21日、著作物の「大量の違法コピー」を行っているとしてパープレキシティを提訴した。
2社は訴状で、著作物の無断使用による法的問題を通知する書簡を7月にパープレキシティに送り、ライセンス契約に関する協議を申し出たが、回答がなかったと主張した。
パープレキシティは24日のブログでこれを否定。書簡に直ちに返答したにもかかわらず、2社が協議を継続する代わりに訴訟を起こしたと反論した。