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スタバ、25年度業績見通しの公表停止 需要低迷で再建計画に着手

2024年10月23日(水)08時08分

 10月22日、米コーヒーチェーン大手スターバックスは、2025年度業績見通しの公表を停止すると発表した。写真は2022年2月、ニューヨークの店舗で撮影(2024年 ロイター/Carlo Allegri)

Aishwarya Venugopal

[22日 ロイター] - 米コーヒーチェーン大手スターバックスは22日、2025年度業績見通しの公表を停止すると発表した。同社は需要減少に直面しており、ブライアン・ニコル新最高経営責任者(CEO)が立て直しに取り組んでいる。

24年度第4・四半期(7─9月)の暫定決算も発表し、米国での需要低迷に圧迫され、既存店売上高、純売上高、利益が減少したと説明した。

株価は引け後の時間外取引で約4%下落した。8月にニコル氏がCEOに指名されて以降では28%近く上昇している。

ニコル氏は「複雑すぎるメニュー」を簡素化し、価格体系を修正すと述べた。

暫定決算によると、第4・四半期の既存店売上高は米国で6%、中国で14%減少した。

レイチェル・ルゲリ最高財務責任者(CFO)は「再建計画を練っているが、時間がかかるだろう」と指摘。投資家の信頼を高めるため、四半期配当を57セントから61セントに引き上げたと述べた。

同社は10月30日に正式な第4・四半期決算発表と電話会見を予定している。

ロイター
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