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米デルタ航空、大統領選前後の国内旅行需要低調を予想

2024年10月11日(金)08時38分

 10月10日、米デルタ航空は、11月の大統領選前後に国内旅行需要が低調になるとし、第4・四半期の収益に影響が出るとの見通しを示した。ニューヨークで2022年撮影(2024年 ロイター/Andrew Kelly)

Rajesh Kumar Singh

[シカゴ 10日 ロイター] - 米デルタ航空は10日、11月の大統領選前後に国内旅行需要が低調になるとし、第4・四半期の収益に影響が出るとの見通しを示した。

デルタ航空のグレン・ハウエンシュタイン社長は決算説明会でアナリストに対し「歴史的に選挙前後の数週間は国内旅行需要に影響が出る」と述べ、10月と12月の収益動向はこれまで11月よりも「かなり良かった」と説明した。

11月5日に行われる大統領選の影響で第4・四半期の売上高が1%ポイント減少すると見込む。アナリストの中には、この影響は同社予想よりも大きいとの指摘もある。

ただ、価格決定力の向上や休暇時期の旅行需要の好調を背景に、今四半期は同社史上最も収益性の高い第4・四半期になるとの見通しを示した。

第4・四半期の1株当たり利益(調整後)は1.60─1.85ドルと予想。LSEGがまとめたアナリスト予想は1.70ドル。売上高は前年同期比2─4%増となる見通し。

ロイター
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