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ホンダ、北米で200万台リコール ステアリング部品に不具合

2024年10月10日(木)08時49分

 10月9日、ホンダは、北米でセダン「シビック」やスポーツタイプ多目的車(SUV)など200万台のリコール(回収・無償修理)を実施すると発表した。ニューヨークで2023年4月撮影(2024年 ロイター/David 'Dee' Delgado)

David Shepardson

[ワシントン 9日 ロイター] - ホンダは9日、北米でセダン「シビック」やスポーツタイプ多目的車(SUV)など200万台のリコール(回収・無償修理)を実施すると発表した。ステアリング部品の不具合により、ハンドル操作が難しくなる可能性があるとしている。

2022─25年モデルが対象。21年以降、この不具合に関連して同社に保証対応を求める問い合わせが1万0328件あったという。

米国で170万台、カナダで24万台、メキシコで5万8000台リコールする。

米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は23年3月にこの問題の調査を開始していた。

ホンダによると、ステアリング部品が熱や湿気で膨張する可能性があるほか、ギアボックスのバネの不適切な設置が原因で摩擦が生じるという。不具合が見つかった部品を無料で交換する。

NHTSAは昨年、この問題に関連した13件の衝突事故の報告を受けたと明らかにしていた。

ロイター
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