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訂正:東京メトロのIPO、仮条件は1100-1200円 想定価格1100円

2024年10月07日(月)16時19分

 10月7日 東京地下鉄(東京メトロ)は7日、新規公開の仮条件を1100-1200円に決定したと発表した。写真は東京メトロのロゴで、8月15日に都内で撮影(2024年 ロイター/Miho Uranaka)

(本文2段落目の「2672億6000万円」を「約3340億円」に訂正します。)

[東京 7日 ロイター] - 東京地下鉄(東京メトロ)は7日、新規公開の仮条件を1100-1200円に決定したと発表した。上場承認時の想定価格は1100円。関東財務局に提出した届出書によると、仮条件は、現在の株式市場の状況、最近の新規上場株式の評価、上場日までの期間における価格変動リスクなどを総合的に勘案して決定したとしている。

仮条件レンジの中央値1株当たり1150円に基づく売り出し総額は約3340億円(訂正)、上場時の時価総額は約6681億円の見通し。金融情報を扱うロンドン証券取引所グループ(LSEG)のデータによると、2018年のソフトバンク以来、約6年ぶりの大型上場となる。

東京メトロ株は国が53.4%、都が46.6%を保有している。IPOでは、国が26.7%、都が23.3%の合計50%を売却する。東日本大震災の復興財源確保法は、国が27年度までに確保した東京メトロ株の売却収入を復興債の償還費用に充てると規定している。価格決定は15日。上場は23日の予定。

ロイター
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