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日経平均は高値圏でもみ合い、一時870円高 金融株しっかり

2024年10月07日(月)10時56分

 10月7日、日経平均は寄り付きから上げ幅を拡大し、高値圏でもみ合いとなっている。写真は2月、都内で撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)

[東京 7日 ロイター] - 日経平均は寄り付きから上げ幅を拡大し、高値圏でもみ合いとなっている。現在は、前営業日比約770円高の3万9400円近辺で推移している。一時、870円超高となる場面もあった。指数寄与度の大きい銘柄群やハイテク株の一角がしっかりで、相場を押し上げている。業種別では、国内金利の上昇を受けて金融株が堅調。

ただ、日本株は堅調さを維持しているものの、上げ幅をどんどん広げる展開とはなっていない。ドル/円は朝方からやや円高方向に振れ、148円台半ばで推移しており、「為替の円安余地が少なくなり、日経平均が一段高となるかは不透明」(国内運用会社・ポートフォリオマネージャー)との指摘が聞かれた。

三村淳財務官は7日朝、記者団に対し「投機的な動きも含めて、為替市場の動向は緊張感を持って注視する」と述べた。

個別では、りそなホールディングスが8%超高、みずほフィナンシャルグループが5%超高、野村ホールディングスが4%超高で推移。ソフトバンクグループは3%超高、ファーストリテイリングは2%超高となっている。

一方、ディスコは6%超安で大幅下落、安川電機は1%超安で推移している。

ロイター
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