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NY外為市場=ドル下落、前日のFRB利下げ受け不安定な取引

2024年09月20日(金)06時02分

終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが不安定な取引の中、下落した。2022年7月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

[ニューヨーク 19日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが不安定な取引の中、下落した。米連邦準備理事会(FRB)による前日の50ベーシスポイント(bp)の大幅な利下げと金融緩和政策への転換を受けた。

主要6通貨に対するドル指数は序盤の上昇から反転し、 0.38%安の100.64。前営業日には1年以上ぶりの安値となる100.21まで下落した。

ユーロ/ドルは0.4%高の1.1163ドル。

ドル/円は0.33%高の142.73円となった。日本銀行が20日まで開催の金融政策決定会合で政策金利を据え置くとの見通しが背景。

ドル/スイスフランは0.08%安の0.847フラン、オフショア人民元に対しては0.34%安の7.070元となった。

短期金融市場は年内に計72bp、2025年9月までに192bpの追加利下げを織り込んでいる。

イングランド銀行(英中央銀行、BOE)は19日、8対1で政策金利の据え置きを決定した。    

これを受けて英ポンドは2022年3月以来の高値を付けた。終盤は0.5%高の1.327ドル。一時は1.3314ドルまで上昇した。

豪ドルは0.77%高の0.6815米ドル、ニュージーランドドルは0.58%高の0.6244米ドル。ともに国内経済指標が強材料となった。

ドル/円 NY終値 142.62/142.64

始値 142.83

高値 143.76

安値 142.54

ユーロ/ドル NY終値 1.1161/1.1162

始値 1.1170

高値 1.1176

安値 1.1117

ロイター
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