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GM、中国CATL技術利用で米組み立てのEV電池購入を協議=関係者

2024年09月13日(金)07時11分

 9月12日、米ゼネラル・モーターズ(GM)は、中国の寧徳時代新能源科技(CATL)の技術を利用し、米国内の新工場で組み立てられる電気自動車(EV)用電池を購入する計画について協議を進めている。2021年3月、デトロイトの本社で撮影(2024年 ロイター/Rebecca Cook)

David Shepardson Nora Eckert

[ワシントン/デトロイト 12日 ロイター] - 米ゼネラル・モーターズ(GM)は、中国の寧徳時代新能源科技(CATL)の技術を利用し、米国内の新工場で組み立てられる電気自動車(EV)用電池を購入する計画について協議を進めている。事情を知る関係者が12日に認めた。

ライバルのフォード・モーターは既に、CATLの技術のライセンスを取得して、ミシガン州に建設中の工場で低価格のリチウムイオン電池を製造する方針を表明。ただこの動きに対しては、議会で懸念する声が浮上している。

ブルームバーグの報道によると、GMが電池購入を計画しているのは米南部に建設が予定されている工場で、日本のTDKが資金を出して運営を手がける見通し。1000人強の雇用が創出されるという。

関係者はロイターに、協議は継続中でまだ多くの細かい問題がクリアされていないので、早期の合意は見込めないと説明した。実現すれば、GMは米国内で組み立てられた低価格の電池を輸入関税の適用を受けずに入手できる。

ロイター
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