アトランタ連銀総裁、金融取引で内規違反 FRB監察室が報告書
米連邦準備理事会(FRB)の内部監視機関は11日、米アトランタ地区連銀のボスティック総裁(写真)が金融取引を巡る内部規定に違反したと発表した。2019年8月撮影(2024年 ロイター/Jonathan Crosby)
[11日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)の内部監視機関、監察総監室(OIG)は11日、アトランタ地区連銀のボスティック総裁が金融取引を巡る内部規定に違反したとの報告書を公表した。
連邦公開市場委員会(FOMC)の12日前からFRB高官が金融政策に関する発言を制限される「ブラックアウト」期間に関する規則のもとで「FOMCの機密情報に基づいて行動しているという印象を与える」行為があったと指摘。アトランタ連銀の行動規範に照らし「合理的に見て公平性を疑わせるような『利益相反の印象を与える』」ケースがあったとした。ただ、ボスティック氏が実際にFRBの討議に関する内部情報を利用したり、金銭的な利益相反があったという証拠はみつからなかったとしている。
報告書は、ボスティック氏が、運用会社に任せており特定の取引を指示する権限はなかったとしたが、「同氏のために行われた全ての取引や投資があらゆる関係規則に準拠していることを保証する責任を負う」と指摘した。
OIGの調査によると、2018年3月─23年3月の間のブラックアウト期間に、ボスティック氏に代わって行われた取引が154回あった。またボスティック氏が不正確な開示書類を提出し、規定を超える国債を保有し、FRBに承認申請したのとは異なる取引を2回行ったとされる。
ボスティック氏はOIG側に、運用会社に任せていたため、禁止期間中に取引が行われていたことに気づかなかったと説明したという。OIGは、ボスティック氏が月次投資報告書を確認していなかったとし、きちんとチェックしていれば違反は避けられたはずだと指摘した。
OIGの報告を受け、アトランタ連銀は声明を発表し、「われわれはこれらの問題を深刻に受け止めており、理事会メンバー全員で会合を開き、報告書の詳細についてさらに慎重に議論する予定だ」と述べた。FRBの広報担当者は理事会が報告書を検討中だと述べた。
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