クシュタール、セブン&アイに再び買収打診へ 条件改善も=報道
9月8日、カナダの小売大手アリマンタシォン・クシュタールは、セブン&アイ・ホールディングスの買収に依然として関心があることを同社に伝える計画だと、米ブルームバーグ・ニュースが複数の関係者の話として8日に報じた。 写真は同ホールディングスのロゴ。2017年12月撮影(2024年 ロイター/Toru Hanai)
[8日 ロイター] - カナダの小売大手アリマンタシォン・クシュタールは、セブン&アイ・ホールディングスの買収に依然として関心があることを同社に伝える計画だと、米ブルームバーグ・ニュースが複数の関係者の話として8日に報じた。
クシュタールは数日中にセブン&アイに書簡を送り、買収への関心を改めて表明するという。また、株主に対して直接提案する可能性も排除してしていないという。
両社は現時点でロイターのコメント要請に応じていない。
セブン&アイは6日、クシュタールの最初の買収提案が1株14.86米ドルだったとし、企業価値を「著しく過小評価している」と指摘したほか、競争法上の懸念も示していた。
ブルームバーグによると、クシュタールはセブン&アイが友好的な交渉に応じれば、提示価格を引き上げる用意があることを示唆する可能性があるという。