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FRB、複数回の利下げ必要 労働市場の健全性維持=シカゴ連銀総裁

2024年09月07日(土)02時43分

米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は、労働市場の健全性を維持するために政策金利を引き下げる必要があるとし、複数回の利下げが必要になるとの考えを示した。7月10日、シカゴで撮影(2024年 ロイター/Ann Saphir)

[6日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は6日、連邦準備理事会(FRB)は労働市場の健全性を維持するために政策金利を引き下げる必要があるとし、複数回の利下げが必要になるとの考えを示した。

グールズビー氏はCNBCのインタビューで「インフレ率は毎月、低下している。われわれは金融引き締めを行ったきたが、労働市場がこれほど冷え込んでいるときに金融引き締めを望むだろうか」とし、「今回(9月の)会合だけでなく、向こう数カ月について、深刻な疑問が台頭している。事態の一段の悪化を防ぐことがFRBの重大な課題だと考えている」と述べた。

その上で、利下げは単発ではなく、複数回になると予想。過去の事例を見ても、景気が減速した際は複数回の利下げが正当化される状況だったと語った。

ロイター
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