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ドル/円下落、一時139.58円 米大幅利下げ観測強まる
2024年09月16日(月)18時17分
日本時間16日昼ごろの外国為替市場でドル/円が140円を下抜け、139.950円を付けた。2022年7月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)
[ロンドン 16日 ロイター] - 16日の外国為替市場でドル/円は140円を下抜け、一時139.58円まで下落した。今週は日米英の中央銀行が金融政策を開催する。最大の注目は17─18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ幅だ。
欧州取引時間に入った日本時間午後6時時点で139.880円で推移している。
今週のFOMCについて、先物市場は0.25%利下げの可能性を100%織り込むが、0.5%利下げの可能性も先週の約15%から60%程度に上がっている。
ノルデアのチーフアナリスト、ニールズ・クリステンセン氏は「とにかく注目はFRBで、問題は利下げ幅が0.25%か0.5%かということだ。だからドルが売られている」と述べた。
ドル指数は0.3%低下し100.69。
米10年債利回りは約2週間で30ベーシスポイント(bp)低下。金利政策の見通しをより反映する2年債利回りは2週間前の3.94%から3.55%に低下した。