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米新規失業保険申請、4000件増の23.2万件 増加に転じる

2024年08月23日(金)00時43分

米労働省が22日に発表した8月17日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比4000件増の23万2000件となった。2021年9月撮影(2024年 ロイター/Andrew Kelly)

[22日 ロイター] - 米労働省が22日に発表した8月17日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比4000件増の23万2000件となった。エコノミスト予想は23万件だった。

2週連続の減少から増加に転じたものの、労働市場の冷え込みは依然として緩やかであることを示す水準にある。    

8月10日までの1週間の継続受給件数は4000件増の186万3000件となった。

今回のデータは8月雇用統計の調査期間と重なっている。

オックスフォード・エコノミクスの米国担当主任エコノミスト、ナンシー・バンデン・ハウテン氏は顧客向けメモで、新規申請件数がほぼ横ばいだったことは「8月の失業率のわずかな低下」を示唆すると指摘。失業申請件数が横ばい傾向にあることは「労働市場は軟化しているものの、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で25ベーシスポイント(bp)以上の大幅利下げを正当化するほど弱くないというわれわれの見方と一致している」と述べた。

ロイター
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