ニュース速報
ビジネス

ファイザー、通年見通し上方修正 がん・心臓病治療薬が好調

2024年07月31日(水)00時05分

米製薬大手ファイザーは30日、通年の利益見通しを上方修正した。新型コロナウイルス感染症関連製品が苦戦する中、買収した米シージェンのがん治療薬のほか、心臓病治療薬などの売上高が伸びていることが追い風になっている。(2024年 ロイター/Yves Herman)

Bhanvi Satija Michael Erman

[30日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーは30日、通年の利益見通しを上方修正した。新型コロナウイルス感染症関連製品が苦戦する中、買収した米シージェンのがん治療薬のほか、心臓病治療薬などの売上高が伸びていることが追い風になっている。

ファイザーは通年の1株当たり利益は2.45─2.65ドルになると予想。従来見通しは2.15─2.35ドルだった。

新型コロナ感染症治療薬「パクスロビド」の通年売上高見通しも5億ドル上方修正し、35億ドルとした。

第2・四半期の売上高は3%増の133億ドル。新型コロナ感染症関連製品の売上高が2022年終盤にピークを付けて以降、四半期ベースで初めての増収となった。

新型コロナワクチン「コミナティ」の売上高は1億9500万ドル。パクスロビドは2億5100万ドル。アナリスト予想はコミルナティが1億7600万ドル、パクスロビドが2億4770万ドルだった。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

金正恩氏「大型艦の保有近い」 海軍力強化の重要性強

ワールド

ベネズエラ野党候補、スペインに出国 扇動容疑で逮捕

ワールド

フランス全土でデモ、マクロン氏の首相選出に抗議

ビジネス

景気懸念再燃、ボラティリティー上昇も=今週の米株式
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本政治が変わる日
特集:日本政治が変わる日
2024年9月10日号(9/ 3発売)

派閥が「溶解」し、候補者乱立の自民党総裁選。日本政治は大きな転換点を迎えている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレイグの新髪型が賛否両論...イメチェンの理由は?
  • 2
    【現地観戦】「中国代表は警察に通報すべき」「10元で7ゴール見られてお得」日本に大敗した中国ファンの本音は...
  • 3
    「令和の米騒動」その真相...「不作のほうが売上高が増加する」農水省とJAの利益優先で国民は置き去りに
  • 4
    メーガン妃が自身の国際的影響力について語る...「単…
  • 5
    ウクライナ水上ドローンが、ヘリからの機銃掃射を「…
  • 6
    メーガン妃の投資先が「貧困ポルノ」と批判される...…
  • 7
    強烈な炎を吐くウクライナ「新型ドローン兵器」、ロ…
  • 8
    森に潜んだロシア部隊を発見、HIMARS精密攻撃で大爆…
  • 9
    ロシア国内の「黒海艦隊」基地を、ウクライナ「水上…
  • 10
    国立西洋美術館『モネ 睡蓮のとき』 鑑賞チケット5組…
  • 1
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン」がロシア陣地を襲う衝撃シーン
  • 2
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレイグの新髪型が賛否両論...イメチェンの理由は?
  • 3
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンションは、10年後どうなった?「海外不動産」投資のリアル事情
  • 4
    中国の製造業に「衰退の兆し」日本が辿った道との3つ…
  • 5
    国立西洋美術館『モネ 睡蓮のとき』 鑑賞チケット5組…
  • 6
    大谷翔平と愛犬デコピンのバッテリーに球場は大歓声…
  • 7
    【現地観戦】「中国代表は警察に通報すべき」「10元…
  • 8
    エルサレムで発見された2700年前の「守護精霊印章」.…
  • 9
    死亡リスクが低下する食事「ペスカタリアン」とは?.…
  • 10
    「令和の米騒動」その真相...「不作のほうが売上高が…
  • 1
    ウクライナの越境攻撃で大混乱か...クルスク州でロシア軍が誤って「味方に爆撃」した決定的瞬間
  • 2
    寿命が延びる「簡単な秘訣」を研究者が明かす【最新研究】
  • 3
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンションは、10年後どうなった?「海外不動産」投資のリアル事情
  • 4
    電子レンジは「バクテリアの温床」...どう掃除すれば…
  • 5
    ハッチから侵入...ウクライナのFPVドローンがロシア…
  • 6
    年収分布で分かる「自分の年収は高いのか、低いのか」
  • 7
    日本とは全然違う...フランスで「制服」導入も学生は…
  • 8
    「棺桶みたい...」客室乗務員がフライト中に眠る「秘…
  • 9
    ウクライナ軍のクルスク侵攻はロシアの罠か
  • 10
    「あの頃の思い出が詰まっている...」懐かしのマクド…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中