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米スカイダンス、パラマウント支配株取得で暫定合意=関係筋

2024年07月03日(水)11時50分

 7月2日、米映画製作会社スカイダンス・メディアは、米メディア大手パラマウント・グローバルの支配的株式を親会社のナショナル・アミューズメンツから取得することで暫定合意した。写真は米カリフォルニア州 ロサンゼルスで昨年9月撮影(2024 ロイター/David Swanson)

Dawn Chmielewski

[ロサンゼルス 2日 ロイター] - 米映画製作会社スカイダンス・メディアは、米メディア大手パラマウント・グローバルの支配的株式を親会社のナショナル・アミューズメンツから取得することで暫定合意した。複数の関係者が2日、ロイターに明らかにした。

スカイダンスが、パラマウントの議決権株式77%を保有するナショナル・アミューズメンツに17億5000万ドルを支払う。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、他の買い手候補が提案を提示できるよう45日間の期間が設けられている。

関係者によると、他の買い手候補がパラマウントのシャリ・レッドストーン会長や同社の株主にとって、より有利な提案を行う可能性もある。

スカイダンスとの取引はパラマウント取締役会の特別委員会が精査している。

ナショナル・アミューズメンツはスカイダンスとの交渉をいったん打ち切っていたが、過去1週間に再開した。

WSJによると、新たな合意では、以前に争点となっていたパラマウントの合併をレッドストーン氏以外の株主の過半数で承認することを義務付けていない。

ロイター
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