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ウーバー、スペイン・イビサ島でヨットサービス 欧州全土で展開へ

2024年07月02日(火)13時42分

 米配車大手ウーバー・テクノロジーズは1日、旅の手段としてヨットを使えるサービスをスペイン・イビサ島で展開する計画を明らかにした。欧州のほかの都市でもさまざまな水上輸送サービスを導入する。写真は2021年9月、ロンドンで運行するウーバーのボート(2024年 ロイター/Toby Melville)

[1日 ロイター] - 米配車大手ウーバー・テクノロジーズは1日、旅の手段としてヨットを使えるサービスをスペイン・イビサ島で展開する計画を明らかにした。欧州大陸の観光から生まれる旺盛な需要に対応するために欧州のほかの都市でもさまざまな水上輸送サービスを導入する。

「ウーバー・ヨット」と呼ばれるサービスはイビサ島で7月26日から事前予約が可能になり、8月から利用できる。

またウーバーは7月、イタリア北部ベネチアで「リムジン・ボート」サービスを立ち上げる。このサービスで顧客は水の都ベネチアを移動できる。

ウーバーによると、2023年夏のデータで、同社のモビリティサービスへの海外顧客からの需要はギリシャやスペインなどで約55%増加した。

昨年ギリシャでのミコノス島で立ち上げた「ウーバー・ボート」については、サービスをアテネ、コルフ島、サントリーニ島へ拡大し、旅行客はビーチクラブの訪問のほか、遠方への移動が可能になるという。

ウーバーは5月には、パリ五輪の開催に伴う需要の急増に対応するため、他社との提携を通じてセーヌ川のクルーズサービスを提供すると発表している。

ロイター
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