ニュース速報
ビジネス

サウジアラムコ、ルノー・浙江吉利合弁に10%出資 評価額79億ドル

2024年07月01日(月)10時44分

サウジアラビア国有石油会社サウジアラムコは、仏自動車大手ルノーと中国浙江吉利控股集団のパワートレイン(動力伝達装置)合弁会社「ホース・パワートレイン」に10%出資する。写真は2019年10月、サウジアラビアのアブカイクで撮影(2024年 ロイター/Maxim Shemetov)

Rishav Chatterjee

[28日 ロイター] - サウジアラビア国有石油会社サウジアラムコは、仏自動車大手ルノーと中国浙江吉利控股集団のパワートレイン(動力伝達装置)合弁会社「ホース・パワートレイン」に10%出資する。同事業の評価額は74億ユーロ(79億3000万ドル)。

企業の発表によると、ルノーと吉利の出資比率はそれぞれ約45%となる。

ホース・パワートレインは内燃機関の車向けにガソリンエンジン、ハイブリッドシステム、変速機を供給する。

ルノーのルカ・デメオ最高経営責任者(CEO)は、内燃エンジンとハイブリッド技術の未来を再構築する「ドリームチーム」の誕生だと述べた。

投資家向けプラットフォームのFinimizeは企業の発表に先立ち、「アラムコの出資は従来の自動車メーカーへの投資を安定させ、電動化へのシフトが見られる中でセーフティーネットを提供する」との見方を示していた。

アラムコは当初、ホース・パワートレインに20%出資する意向を示していた。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

モデルナの鳥インフルワクチン開発、米政府が1.8億

ワールド

イスラエルがガザ南部攻撃、数千人避難 激しい戦闘最

ワールド

ヨルダン川西岸の難民キャンプに攻撃、パレスチナ人4

ワールド

バイデン氏とサンダース氏、肥満症治療薬の大幅値下げ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:中国EVの実力
特集:中国EVの実力
2024年7月 9日号(7/ 2発売)

欧米の包囲網と販売減速に直面した「進撃の中華EV」のリアルな現在地

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    H3ロケット3号機打ち上げ成功、「だいち4号」にかかる防災への期待...「攻めの姿勢」で世界に示した技術力の優位性
  • 2
    キャサリン妃も着用したティアラをソフィー妃も...「ロータス・フラワー・ティアラ」の由緒正しい歴史とは?
  • 3
    黒海艦隊撃破の拠点になったズミイヌイ島(スネークアイランド)奪還の映像をウクライナが公開
  • 4
    メーガン妃が「王妃」として描かれる...波紋を呼ぶ「…
  • 5
    ありなの? 飛行機の隣席に40kgの大型犬アメリカン…
  • 6
    自宅で絶叫...ウガンダから帰国した旅行者がはるばる…
  • 7
    ウクライナ戦闘機、ロシア防空システムを「無効化」.…
  • 8
    中国を捨てる富裕層が世界一で過去最多、3位はインド…
  • 9
    北朝鮮の欠陥ノーコン弾道ミサイル、遂に首都を脅か…
  • 10
    テイラー・スウィフトに経済効果なし?...「スウィフ…
  • 1
    中国を捨てる富裕層が世界一で過去最多、3位はインド、意外な2位は?
  • 2
    メーガン妃が「王妃」として描かれる...波紋を呼ぶ「帰ってきた白の王妃」とは?
  • 3
    爆破され「瓦礫」と化したロシア国内のドローン基地...2枚の衛星画像が示す「シャヘド136」発射拠点の被害規模
  • 4
    ウクライナ戦闘機、ロシア防空システムを「無効化」.…
  • 5
    ガチ中華ってホントに美味しいの? 中国人の私はオス…
  • 6
    ミラノ五輪狙う韓国女子フィギュアのイ・ヘイン、セク…
  • 7
    「大丈夫」...アン王女の容態について、夫ローレンス…
  • 8
    キャサリン妃は「ロイヤルウェディング」で何を着た…
  • 9
    衛星画像で発見された米海軍の極秘潜水艇「マンタレ…
  • 10
    H3ロケット3号機打ち上げ成功、「だいち4号」にかか…
  • 1
    中国を捨てる富裕層が世界一で過去最多、3位はインド、意外な2位は?
  • 2
    ラスベガスで目撃された「宇宙人」の正体とは? 驚愕の映像が話題に
  • 3
    ニシキヘビの体内に行方不明の女性...「腹を切開するシーン」が公開される インドネシア
  • 4
    「世界最年少の王妃」ブータンのジェツン・ペマ王妃が…
  • 5
    接近戦で「蜂の巣状態」に...ブラッドレー歩兵戦闘車…
  • 6
    新型コロナ変異株「フラート」が感染拡大中...今夏は…
  • 7
    ヨルダン・ラジワ皇太子妃の「マタニティ姿」が美しす…
  • 8
    メーガン妃が「王妃」として描かれる...波紋を呼ぶ「…
  • 9
    早期定年を迎える自衛官「まだまだやれると思ってい…
  • 10
    我先にと逃げ出す兵士たち...ブラッドレー歩兵戦闘車…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中