米マイクロソフト、ナイジェリアの開発センター閉鎖・人員削減へ

米マイクロソフトは、アフリカ大陸で最も人口の多いナイジェリアに設置している「アフリカ開発センター」を閉鎖する。広報担当者が5月8日に明らかにした。写真は同社のロゴ。2月9日、仏パリ近郊で撮影(2024年 ロイター/Gonzalo Fuentes)
[ラゴス 8日 ロイター] - 米マイクロソフトは、アフリカ大陸で最も人口の多いナイジェリアに設置している「アフリカ開発センター」を閉鎖する。広報担当者が8日に明らかにした。人員削減が行われるという。
同センターは2022年、ハイエンドのエンジニアリングとイノベーション・ソリューションを提供する措置の一環として、商業都市ラゴスに開設。閉鎖後も同国での事業は継続し、戦略的成長分野を優先して投資を続けていくとしている。
広報担当者は「当社はナイジェリアのアフリカ開発センター閉鎖を決定した。その結果、同国の一部従業員に影響が生じる。事業経営において、組織と人員の調整は必要かつ通常の対応」と説明した。
影響を受ける人員の数は明らかになっていない。