トランプ氏関連銘柄が急伸、デサンティス氏が指名争いから撤退で
22日の米株式市場で、トランプ前大統領に関連する企業の株価が急伸。15日撮影(2024年 ロイター/Evelyn Hockstein/File Photo)
[22日 ロイター] - 22日の米株式市場で、トランプ前大統領に関連する企業の株価が急伸。デサンティス・フロリダ州知事が21日、11月の大統領選に向けた共和党候補者指名争いから撤退し、トランプ氏を支持すると表明したことが材料視されている。
特別買収目的会社(SPAC)のデジタル・ワールド・アクイジション・コープが一時55%高の41ドルと2022年6月以来の高値を付けた。SPACはトランプ氏の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」を運営するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(TMTG)と合併する計画。
保守派に人気の動画共有プラットフォーム「Rumble(ランブル)」も33%高の4.77ドル。スポーツメディア企業バーストール・スポーツとの提携を発表したことも好感された。
トランプ氏が2020年大統領選の選挙運動時に使用したモバイルオーディエンス管理を手掛けるファンウェアも40%上昇し0.36ドルとなった。
トランプ氏が先週15日に共和党の大統領候補指名争い初戦となるアイオワ州党員集会で勝利した後も、これらトランプ氏関連銘柄は急騰していた。