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イタリアの23年借り入れコスト、15年ぶり高水準
2023年12月25日(月)12時34分

12月22日、イタリア財務省は、今年の借り入れコストが平均3.76%となり、2008年の世界金融危機以来、15年ぶりの高水準に達したと発表した。写真はユーロ紙幣。ボスニア・ヘルツェゴビナのゼニツァで昨年7月撮影(2023 ロイター/Dado Ruvic)
[ミラノ 22日 ロイター] - イタリア財務省は22日、今年の借り入れコストが平均3.76%となり、2008年の世界金融危機以来、15年ぶりの高水準に達したと発表した。欧州中央銀行(ECB)による前例のない積極的な金融引き締めが背景。
同省の推計によると、来年の中長期総所要調達額は3400億─3600億ユーロ。今年は約3600億ユーロだった。
欧州連合(EU)からの融資を除く政府借り入れの今年の平均デュレーションは6.97年で、前年の7.04年から短縮化した。