藤井聡太さん、100万円あったら何に使いますか?
また、ルーティンとして数年前から続けているのがお茶を飲んで気持ちを切り替えること。食事は毎回バラバラだが、「対局に持っていく飲み物の構成は大体いつも同じにしている」と話す。
食事といえば近年注目されている「将棋メシ」。藤井叡王も「食事にこだわりがある人が多いので、『この注文はどういう意図なのか』を想像して楽しんでいる」と言う。
対局中の食事を含め、ここ数年はスポーツ観戦のように、将棋の対局や解説者の話を楽しむファン「観る将」が増えてきた。その一人である藤野氏は、「将棋人口を増やすために意識していることや心掛けていることは?」と質問。
これに対し、藤井叡王は
「映像中継される機会が増えて、将棋を観て楽しんでいただける環境が整ってきたと思う。自分はプレイヤーなので対局を通した活動がメインになるが、長期的にはそれだけでなく、将棋の面白さをもっと知ってもらうためにいろいろなことをやっていきたい」
と話した。
長考しながらも、一つひとつの質問に丁寧に答えていた藤井叡王。普段はなかなか聞けないお金の話などを通じて、素顔が垣間見える対談となった。
構成・酒井理恵
●YouTubeチャンネル「お金のまなびば!」
プロ投資家の目で見ると...物流の2024年問題の裏で成長する「ある産業」とは!? 2024.12.11
日本の「お家芸」に勝算あり?...アメリカ一強の宇宙ビジネスで「日本が勝つ」方法 2024.11.27
最高値更新の日本株...「世界と闘う覚悟を持った経営者が日本に出てきた」藤野英人 2024.03.26