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微生物から大量のタンパク質、砂漠で北極で生産可... 代替食品はここまできた
実際に、微生物、空気、太陽光発電を使って人間用のタンパク質を商業生産する取り組みも始まっています。
フィンランドのソーラーフーズ社は、微生物由来タンパク質食品「ソレイン(Solein)」の開発で、2021年4月までに3500万ユーロ(約45億円)の資金調達を得ています。同社は2023年初頭に生産工場を稼動させると発表しています。
ソレインは、タンパク質60〜75%、炭水化物10〜20%、脂肪4〜10%、ミネラル4〜10%で構成されています。牛肉の赤身のタンパク質は約20%、乾燥大豆のタンパク質は約30%なので、非常に多くのタンパク質を含んでいます。
同社の公式資料によると、ソレインから1キロのタンパク質を作るのに必要な水は1000リットルで、牛肉の700分の1、植物性タンパク質の100分の1です。同様に、1キロのタンパク質を作るのに必要な土地は1平方メートルで、牛肉が200分の1、植物性タンパク質が20分の1で済みます。さらに、生産プロセスで排出される二酸化炭素量は牛肉の200分の1、植物性タンパク質の5分の1で、砂漠でも北極圏でも生産可能だと説明します。
良いことずくめに思えるソレインですが、味はなく、肉の食感もありません。代替肉というよりは代替タンパク質と呼ぶほうがふさわしいでしょう。なので、最初は食事よりもプロテイン・ドリンク用の粉末などに利用すると、抵抗感は少ないかもしれません。
『ソイレント・グリーン』の世界では、貧困者が選択なく摂取する代替食品。けれど、50年後の現実世界では、人口爆発を予測した上で限りある地球資源をやりくりする方策として、動物や環境にも配慮する成熟した社会の成果として生産されています。今までに馴染みがなかった方も、さらなる未来に思いを馳せながら試してみるのはいかがでしょうか。
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