魯迅なら今の日中関係をどう見るか
本当に魯迅の精神を受け継ぐならば、口先だけの日中友好ではなく、両国が是々非々で関係改善に取り組んでいくべきではないか。とりわけ中国は、中国に反感や偏見を持つ人たちに積極的に働きかけ、誤解があると考えるならその誤解を解く努力をしなければならないと思う。
和気藹々(あいあい)ではなく、侃侃諤諤(かんかんがくがく)の交流による関係改善。それならば魯迅もきっと喜んでくれるはずだ。同じ紹興出身の周さんである私が言うのだから、たぶん間違いない。血縁関係はないけどね。
周 来友
ZHOU LAIYOU
1963年中国浙江省生まれ。87年に来日し、日本で大学院を修了。通訳、翻訳、コーディネーターの派遣会社を経営する傍ら、ジャーナリスト、タレントとしても活動している。
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