ロシア軍の死傷者数が「歴史的規模で増加」...第2次大戦に次ぐ、その数とは?

ドネツク州バフムト西方に位置するチャソフヤルで行われたロシア軍人の葬儀(2025年2月25日)Sergey Nikonov-shutterstock
<アメリカを仲介役に停戦の兆しも見え始めているが、英国防省の新たな分析によると...>
ウクライナ侵攻によるロシア軍死者数は最大25万人と、第2次大戦以降で最多──。
英国防省の新たな分析によると「2022年の侵攻開始以来、ロシア軍の死傷者数はおよそ90万人に達している可能性がある」という。
「そのうち死者は20万~25万人に上る見込み」で、アフガニスタン侵攻の1万7000人を超え、第2次大戦の800万人以上に次ぐ。
戦闘が続くなか、アメリカを仲介役に停戦の兆しも見え始めている。ウクライナのゼレンスキー大統領は今年2月、ウクライナ軍の死者数は約4万5100人で、負傷者数は約39万人だと明らかにした。
25万人
ウクライナ侵攻開始以来のロシア軍の死者
1万7000人
アフガニスタン侵攻の際のソ連軍(当時)の死者
800万人以上
第2次大戦でのソ連軍(当時)の死者

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