国境から1500キロ、ロシア最大級の製油所が大炎上...「ドローンの飛行音と爆発音を聞いた」と地域住民
Fire Engulfs Russian Oil Refinery 900 Miles From Ukraine After Drones Heard

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<ウクライナとの国境から東に932マイル(約1500キロメートル)のところに位置するバシネフチ社の製油所が巨大な炎に包まれた。その様子を捉えた映像がソーシャルメディア上に複数出回っている>
ロシア・バシコルトスタン共和国の都市ウファにある国内最大級の製油所で火災が発生した。ウクライナとの国境から約1500キロ離れた場所に位置するこの施設で、火災の前にドローンの音が聞こえたという報告もあり、攻撃の可能性が取り沙汰されている。
【動画】夜空を染める巨大な火炎...ウクライナ国境から1500キロ、ロシア最大級の製油所が大炎上
本誌はロシア外務省にメールでコメントを求めている。
ウクライナはロシアの戦争遂行能力を削ぐため、主にドローンを使用してロシア国内の飛行場や軍事工場、弾薬庫、倉庫、石油ハブ、製油所を攻撃してきた。これらの施設は戦争開始以来、ロシアの経済を支え、特に燃料貯蔵施設はウラジーミル・プーチン大統領のロシア軍に燃料を提供している。
ソーシャルメディア上に出回っている動画には、バシネフチ社の製油所が巨大な炎に包まれる様子が映っている。この製油所はウクライナとの国境から東に932マイル(約1500キロメートル)ほどのところに位置し、1日あたり最大16万8000バレルを処理しているとロイターは報じている。
非常事態省によれば、火災が発生したのは「焼却炉のエリア」だという。
同省はテレグラムに出した声明の中で、「近隣地域の住民に危険はない。現場では大気質を監視するための検査施設が稼働している。犠牲者は報告されていない」と述べている。