ロシア貨物船の沈没、「テロ行為」による爆破が原因=通信社

12月25日、ロシア国営通信社RIAノーボスチは、23日に地中海を航行中に沈没したロシアの貨物船について、「テロ行為」による3回の爆発が沈没の原因だったと報じた。写真はスペインの海難救助船から下船する事故の生存者ら。12月23日、スペインのカルタヘナで撮影(2024年 ロイター/Jose Maria Rodriguez)
ロシア国営通信社RIAノーボスチは25日、23日に地中海を航行中に沈没したロシアの貨物船について、「テロ行為」による3回の爆発が沈没の原因だったと報じた。船主の発言を引用した。
ロシア外務省は24日、貨物船は爆発でエンジンルームが破壊された後に沈没し、16人の乗組員のうち2人が行方不明と発表した。
RIAは、この船を所有しロシア国防省の軍事建設事業を担う企業のコメントを引用。船は「テロ行為」の標的にされたと報じた。
救助された14人の乗組員から、23日1050GMT(日本時間午後7時50分)に船尾の右舷で3回連続爆発があったとの報告があったという。
RIAによると、船は過積載ではなく、ウラジオストク港に向かう途中だった。


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