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ウクライナ戦争

大量のドローンで「空からの攻撃」強めるロシア...ウクライナ軍は「90%を撃墜」と発表し、映像を公開

Ukraine destroys 88 Russian drones in huge overnight attack

2024年12月6日(金)17時45分
ジャスミン・ローズ

ロシア軍は「大量のミサイルとドローンを使用」

フェイスブックに投稿した最新情報の中でウクライナ軍は、「ウクライナの複数の地域がロシア軍による攻撃を受けた結果、インフラ設備や自動車、民間の建物や居住用の建物が損傷を受けた。被害者の救出作業が行われている」と述べた。

本誌はこの件についてウクライナ国防省とロシア国防省にメールでコメントを求めたが、これまでに返答はない。

フランスのルモンド紙はウクライナ軍情報当局の関係者(匿名)の発言を引用し、ウクライナ側はドローンが位置情報を得るために使用しているGPSの信号を妨害したり、偽の位置情報を送信したりするなどして、ロシア軍の自爆型ドローンをロシアやベラルーシに向かわせていると報じた。

ウクライナ軍がフェイスブック上で共有した投稿によれば、ロシア軍は11月25日から26日にかけてウクライナ国内のエネルギー関連施設や変電所などの「重要インフラ」を狙った大規模攻撃を実施した。この攻撃には計188のミサイルとドローンが使用され、ウクライナ軍はミサイルのうち90%近くを撃墜したと主張した。

また同軍はフェイスブックへの投稿の中で、「敵は最近、空からの攻撃の際に大量のミサイルとドローンを使用している」と述べ、さらにこうつけ加えた。「敵は空からの攻撃に近代的な手段を使用し、絶えずその改良を行っている。これらの手段には熱誘導および電波誘導式のトラップやロケットに直接搭載するREB(電子戦)防護装置などが含まれる」

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