大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア兵の正面に「竜の歯」 夜間に何者かが設置か(クルスク州)
Mystery 'Dragon's Teeth' in Russia's Kursk Blamed on Saboteurs
ドンバス地方の前線に置かれた対戦車障害物「竜の歯」(7月6日) Jose HERNANDEZ Camera 51-Shutterstock
<ソーシャルメディアで指摘されているように「破壊工作員による仕業」なのか?>
ロシアのクルスク州に対戦車障害物が置かれ、ウクライナ軍のドローンから逃れようとしていたロシア軍の兵士たちがこれに巻き込まれている、と報じられている。
【写真】衝突して車が大破...クルスク州の道路上に逃げ道をふさぐ「竜の歯」 夜間に何者かが設置
クルスク州は、ウクライナ軍が8月6日に侵攻し、数百平方キロを占領したと主張している地域だ。ソーシャルメディアユーザーらは、同州の道路上に「竜の歯」と呼ばれる障害物が何者かによって置かれたことを指摘している。これらは「破壊工作員」によって設置された可能性がある。
鉄筋コンクリートでできたピラミッド形の対戦車障害物は、戦車や機械化部隊の移動を妨げるもので、ウクライナの戦争ではよく見られる。
NATO加盟国のリトアニアは、ロシアによる安全保障上のリスクに対処するため、ロシアの飛び地であるカリーニングラード州付近に竜の歯を設置したと述べている。
しかし、クルスク州の障害物は、ロシア側の国境沿いでロシア軍が使用する道路上に夜間に設置されたと複数のテレグラムチャンネルが指摘している。