最新記事
中国

中国の退職年齢「男性60歳、女性55歳」を段階的引き上げへ...年金財政負担の軽減を狙う

2024年7月22日(月)20時23分
北京

7月22日、 中国は現在世界で最も低い水準にある法定退職年齢を段階的に引き上げる。写真は北京で5月撮影(2024年 ロイター/Tingshu Wang)

中国は現在世界で最も低い水準にある法定退職年齢を段階的に引き上げる。多くの省では年金が赤字となっており、財政負担を軽減する狙いがある。

中国の平均寿命は1960年の約44歳から2021年には78歳に伸び米国を上回った。50年までに80歳を超えると予測されており、年金改革は緊急の課題となっている。


 

中国当局は「適度な柔軟性を持った自主的な参加の原則に沿って、慎重かつ秩序ある方法で法定退職年齢を段階的に引き上げる改革を進めていく」と表明した。改革は29年までに完了する予定としている。

男性の定年年齢は現在60歳で、ほとんどの先進国より5─6歳低い。ホワイトカラーの女性は55歳、工場で働く女性は50歳となっている。

保健当局は60歳以上の人口が35年までに2億8000万人から4億人以上に増加すると予想している。これは現在の英国と米国の全人口を合わせた数に相当する。



[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

20240910issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2024年9月10日号(9月3日発売)は「日本政治が変わる日」特集。派閥が「溶解」し、候補者乱立の自民党総裁選。日本政治は大きな転換点を迎えている

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

対ロ長距離兵器、ウクライナが制限解除要請 米「戦況

ワールド

ロシア国営TV、米有権者をトランプ氏に誘導か=米情

ワールド

気候変動対策資金巡る米中協議進展=米特使

ビジネス

FRB、複数回の利下げ必要 労働市場の健全性維持=
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本政治が変わる日
特集:日本政治が変わる日
2024年9月10日号(9/ 3発売)

派閥が「溶解」し、候補者乱立の自民党総裁選。日本政治は大きな転換点を迎えている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    国立西洋美術館『モネ 睡蓮のとき』 鑑賞チケット5組10名様プレゼント
  • 2
    「私ならその車を売る」「燃やすなら今」修理から戻ってきた車の中に「複数の白い塊」...悪夢の光景にネット戦慄
  • 3
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン」がロシア陣地を襲う衝撃シーン
  • 4
    「冗長で曖昧、意味不明」カマラ・ハリスの初のイン…
  • 5
    「自由に生きたかった」アルミ缶を売り、生計を立て…
  • 6
    世界に400頭だけ...希少なウォンバット、なかでも珍…
  • 7
    【現地観戦】「中国代表は警察に通報すべき」「10元…
  • 8
    【クイズ】最新の世界大学ランキングで、アジアから…
  • 9
    セブン「買収提案」の意味は重い...日本企業の「バー…
  • 10
    7人に1人が寝つきの悪さに悩む...「夜のエクササイズ…
  • 1
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンションは、10年後どうなった?「海外不動産」投資のリアル事情
  • 2
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン」がロシア陣地を襲う衝撃シーン
  • 3
    中国の製造業に「衰退の兆し」日本が辿った道との3つの共通点
  • 4
    「あの頃の思い出が詰まっている...」懐かしのマクド…
  • 5
    大谷翔平と愛犬デコピンのバッテリーに球場は大歓声…
  • 6
    無数のハムスターが飛行機内で「大脱走」...ハムパニ…
  • 7
    死亡リスクが低下する食事「ペスカタリアン」とは?.…
  • 8
    再結成オアシスのリアムが反論!「その態度最悪」「…
  • 9
    国立西洋美術館『モネ 睡蓮のとき』 鑑賞チケット5組…
  • 10
    エルサレムで発見された2700年前の「守護精霊印章」.…
  • 1
    ウクライナの越境攻撃で大混乱か...クルスク州でロシア軍が誤って「味方に爆撃」した決定的瞬間
  • 2
    寿命が延びる「簡単な秘訣」を研究者が明かす【最新研究】
  • 3
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンションは、10年後どうなった?「海外不動産」投資のリアル事情
  • 4
    電子レンジは「バクテリアの温床」...どう掃除すれば…
  • 5
    ハッチから侵入...ウクライナのFPVドローンがロシア…
  • 6
    年収分布で分かる「自分の年収は高いのか、低いのか」
  • 7
    日本とは全然違う...フランスで「制服」導入も学生は…
  • 8
    「棺桶みたい...」客室乗務員がフライト中に眠る「秘…
  • 9
    ウクライナ軍のクルスク侵攻はロシアの罠か
  • 10
    「あの頃の思い出が詰まっている...」懐かしのマクド…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中