韓国総選挙、野党・共に民主党が184〜197議席で過半数確保 与党国民の力は87議席から105議席で惨敗か=出口調査

4月10日、韓国総選挙の投票会場で撮影 ロイター/Kim Soo-hyeon
4月10日に投票が行われた韓国の総選挙は午後6時に投票が締め切られた。
地上波3社(KBS、SBS、MBC)が発表した合同出口調査の結果によると、最大野党「共に民主党」が178議席から196議席を獲得し、他の政党を含めると野党が200議席前後を確保し、圧勝する見通しとなった。保守系与党「国民の力」は、比例向け系列ミニ政党「国民の未来」と合わせても100議席前後にとどまるものとみられる。
今回の総選挙は、ユン・ソクヨル政権に対する中間評価的な意味合いで、与野党とも激しい選挙戦を繰り広げたが、選挙結果を受けてユン政権は、今後更に厳しい政権運営を迫られるものとみられる。

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