イスラエル、ラファを複数回空爆 地上侵攻懸念強まる
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3月27日、イスラエル軍は、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファに複数回の空爆を行い、地上侵攻につながる動きではないかとの懸念が強まった。写真はラファで同日、イスラエル軍の空爆で死亡した人の遺体を運ぶ人たち(2024年 ロイター/Ahmed Zakot)
イスラエル軍は27日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファに複数回の空爆を行い、地上侵攻につながる動きではないかとの懸念が強まった。
ガザ保健当局によると、これらの空爆では女性、子どもを含めて20人以上の死者が出ている。
ラファには100万人以上が避難しており、ガザ市民にとっては最後に残った比較的安全な場所。市民の一人は、空爆の激化はイスラエルが国連安全保障理事会の即時停戦決議を軽視している証拠だと憤りを見せながら、ラファにイスラエル軍が地上侵攻してくることへの恐怖感も明かした。
別の市民は、爆発音がして目が覚めた後、あわてて外に出てみると、周囲一面はがれきで、両親は逃げ遅れて死んでしまったと話した。
ガザ全体では、これまでにイスラエル軍による攻撃で少なくとも3万2000人のパレスチナ人が犠牲になった、と保健当局は見積もっている。
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