ナワリヌイ遺体、母親に引き渡し 夫人は「拷問」と非難
北極圏の刑務所で亡くなったロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の遺体が、死亡から9日目となる24日に母親のリュドミラさん(左)に引き渡された。ヤマロ・ネネツ自治管区サレハルドで19日撮影(2024年 ロイター/)
北極圏の刑務所で亡くなったロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の遺体が、死亡から9日目となる24日に母親のリュドミラさんに引き渡された。同氏の広報担当が明らかにした。葬儀の見通しなどは不明。
ナワリヌイ氏の家族と支持者はプーチン大統領がナワリヌイ氏の殺害を命じたと非難。大統領府はこうした主張を退けている。
ナワリヌイ氏の陣営は22日、死亡診断書には自然死と記されていたとX(旧ツイッター)に投稿。また、同氏の妻ユリヤさんは遺体引き渡し前に公表した動画で「悪魔のような」プーチン氏が政敵の遺体に「拷問」を加えたと非難した。
広報担当は、遺族が望むような形で葬儀を行うことを当局が認めるか不透明だとの見方を示した。
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