ナウル共和国が台湾と断交、中国承認...総統選後「初のケース」、台湾と外交関係を持つのは残り12カ国に
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1月15日、太平洋の島しょ国ナウル共和国は、台湾と断交し、中国を承認すると発表した。台湾総統選後、台湾から中国に関係をシフトする初のケースとなった。写真は13日、総統選で勝利した民進党の頼清徳氏。台北で撮影(2024年 ロイター/Ann Wang)
太平洋の島しょ国ナウル共和国は15日、台湾と断交し、中国を承認すると発表した。台湾総統選後、台湾から中国に関係をシフトする初のケースとなった。
ナウル政府は、同国と国民の「最善の利益」を鑑み、中国との外交関係を樹立すると宣言。「もはや台湾を個別の国とは認識せず、中国領の不可分な一部と見なす。本日をもって台湾との外交関係を解消し、台湾とは今後、公的な関係や交流を持たない」とする声明を発表した。
台湾と外交関係を持つのはグアテマラ、パラグアイ、エスワティニ、パラオ、マーシャル諸島など12カ国となった。
中国外務省は15日、ナウルの決定を評価し歓迎すると表明。一つの中国の原則に基づき、二国間関係の新たな時代を切り開くとの声明を発表した。
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