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米犯罪

遺体レイプ男が現場を押さえられたときの鬼畜な格好(アメリカ)

Security Guard Caught Having Sex With Corpse in Hospital Morgue

2023年12月4日(月)15時55分
マウラ・ズーリック
目撃者が語った「その時」の姿

目撃者が語った「その時」の姿とは ANTIVAR-Shutterstock.

<アリゾナ州フェニックスの病院で、警備員が遺体安置所に運んだ遺体に性行為をおこない、逮捕されたのだが>

アリゾナ州に住む46歳の男性ランデル・バードは今年11月、フェニックスの病院の遺体安置所で79歳の女性の死体と性行為を行なったとして告訴され、解雇されたと地元当局が発表した。

【動画】遺体レイプ事件を伝えるニュースと被告の男


フェニックス警察の広報担当ブライアン・バウワーが本誌に電子メールで回答したところでは、数週間の捜査の結果、バードは11月28日に逮捕され、死者に対する5件の犯罪で起訴された。

10月24日、フェニックスのバナー大学メディカルセンターで違法行為が行われているという通報があり、フェニックス警察が駆け付けた。バードはこの病院に警備員として勤めており、遺体を安置所の冷凍庫に運ぶことも仕事の一部だった。ただし、警備員が遺体袋を開けることは許されないと、地元テレビ局KTVKとKPHOは裁判記録を引用して報じた。

裁判記録によれば、監視カメラには10月22日にバードが遺体安置所に79歳の女性の遺体袋を運び込むところが映っていたという。しばらくして2人の目撃者が遺体安置所に到着。そのとき、ドアは内側から施錠されていたと2人は主張している。

バードは冷凍庫の中にいたがその割に「大汗をかき」、「神経を高ぶらせていた」と、目撃者は語った。ベルトは外れ、ズボンのジッパーは開き、制服は乱れていたという。遺体袋のファスナーも開いていて、うつぶせになっている遺体が見えた。裁判記録によると、冷凍庫に安置する遺体の向きは本来、仰向けと決まっている。

言い訳も見苦しい

目撃者によると、死体安置所に入ったとき、バードは遺体に覆いかぶさろうとしていた。バードは、これは持病の発作のせいだと目撃者らに弁解したという。自分は気を失い、倒れた拍子に遺体袋の上から遺体に掴まったため、袋が破れたとバードは語った。

だが目撃者の話では、遺体袋もジッパーも壊れていなかったという。その後、2人はバードの行為を上司に報告。上司は警察に通報した。

警察は10月25日にバードに事情聴取を行ったが、バードは持病の症状のせいで何が起こったか覚えていないと言った。捜査官が遺体とバードから証拠を収集し、鑑定したところ、遺体からバードのDNAが検出されたとKTVKとKPHOは報じている。

現時点で、バードに代理人弁護士がいるかどうかは、明らかではない。

バードが勤めていたバナー・ヘルス社の広報担当ベッキー・アーメンダリズは本誌の電子メールに対し、バードはもはや在籍していないと確認した。バナー・ヘルス関係者は「違法な行為に悲しみ、愕然としている」とも述べた。

「最近、当社は病院の死体安置所での従業員の問題行動を特定し、報告しました」とアーメンダリズは語った。「内部調査を開始し、法執行機関に報告書を提出し、その従業員を解雇しました。当社は従業員一人ひとりに対し、すべての人を思いやり、尊厳を敬い、尊敬の念を持って接することを求め、それを守り続けています。ご遺族への配慮から、現時点ではこれ以上のコメントは差し控えます」

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