バイデン米大統領の「偽名」騒動が勃発、報道官が「(笑)」と一蹴した理由
2023年11月6日(月)17時10分
米下院はバイデンと息子の疑惑を(まだ)調査中 JONATHAN ERNSTーREUTERS
<バイデン父子のウクライナ疑惑に新たな展開か>
バイデン米大統領が約8万2000ページ分の電子メールを「偽名」アカウントで送受信──米国立公文書館の記録から、そんな可能性が浮上した。該当期間は副大統領を務めた2009~2017年だという。
下院監視・説明責任委員会のジェームズ・コマー委員長(共和党)は8月、国立公文書館に「副大統領時代のジョー・バイデンが偽名を用いた文書と通信記録全てを無編集で」提出するよう書面で要請。バイデン、および国外事業に絡む息子ハンターの疑惑を対象とする調査の一環だった。
バイデン父子の「ウクライナと(同国のガス会社)ブリスマに関する電子メール」を閲覧したいと、書面にはある。
この騒動に、ホワイトハウスのイアン・サムズ報道官はX(旧ツイッター)で反撃。
「政府指導者は数十年前から、スパム・ハッキング防止のため『偽名』を使っている。(バイデンの)メールアドレスはjoe.biden@...... しかあり得ないと考えていたのだろうか(笑)」と一蹴した。