カヤック上で釣り動画を撮っていた男性、サメに襲われる
(写真はイメージです) Matt9122-shutterstock
<ハワイの海上で偶然記録された決定的瞬間>
【動画】突如カヤックに噛み付いてくるイタチザメと絶叫する釣り人
12日の正午頃、ハワイ沖でカヤックフィッシングをしていた男性がイタチザメに襲われる事故が発生した。偶然にもこのときの様子がGoProカメラに記録されており、ソーシャルメディア上で動画が話題となっている。
スコット・ハラグチさんの公開した約40秒の映像は、オアフ島東部(ウィンドワード)のクアロア沖2キロほどのところで撮影されたもの。直前に魚を釣り、カメラを回しっぱなしにしていたところだったという。再生して10秒のところで口を大きく開けたイタチザメが突如海から姿を現し、カヤックに噛み付いてくるのが確認できる。
幸いハラグチさんに怪我はなかったものの、その悲鳴からどれほどの恐怖を味わったかが伝わってくる。コメント欄には「無事で良かった」と安堵する声が多数寄せられた。
イタチザメはジンベエザメ、ウバザメ、ホオジロザメに次いで4番目に大きな種で、海洋保護団体オセアナ(Oceana)によると、最大で体長5.5メートル、体重は900キロ以上にまで成長するという。
甲殻類や鳥、ウミヘビにイルカなどあらゆるものを捕食することで知られ、ハワイ海域ではアオウミガメやハワイモンクアザラシを食べることが多い。
ハラグチさんは地元テレビ局「KITV4」の取材に対し、なぜサメに狙われたか分からなかったが、すぐ後に近くで怪我をしたアザラシを見つけたことから、おそらく獲物と勘違いしたのではないかと語っている。