最新記事
爬虫類

終始笑いながらニシキヘビを袋叩きにする男たち 最後は肉切り包丁を頭に振り下ろし...

2023年4月21日(金)20時15分
若道いつき
ニシキヘビ

(写真はイメージです) mijicals-shutterstock

<散々痛め付けた挙句、最後はゴミ箱に>

【動画】ニシキヘビを袋叩きにして爆笑する男たち 最後は死体をゴミ箱に

痛め付けるのを楽しみ、残虐な方法でニシキヘビを殺す男たちの映像に対して怒りの声が上がっている。

シンガポールで活動する動物保護団体ACRES(Animal Concerns Research and Education Society)は、ホットラインに寄せられた極めて暴力的な動画をインスタグラムに公開した。

撮影されたのはブーンレイ・プレイス・マーケット付近で、複数の男が1匹のヘビの頭や胴体にプラスチックのボックスを投げたり叩き付けたりしている。さらに、撮影者を含む数人の男たちが周りでスマホを向けて大笑いしているのも確認できる。

ヘビは大きく口を開けて抵抗するもリンチが止む気配はない。散々痛め付けた挙句、一人の男がヘビを抱えてどこかに移動していく。

場面が切り替わると、ゴミ箱に捨てられたヘビの姿が。肉切り包丁を持った男はわざわざ頭部をつまみ上げ、執拗に首の辺りに振り下ろす。最後は芸でも披露するかのように死体を高らかに掲げ、そこからゴミ箱へとぶち込んだ。

アミメニシキヘビは東南アジア原産で、南米のアナコンダとともに世界最長のヘビと言われている。毒はなく、挑発しなければ人間に危害を加えることはほとんどない。

同団体は投稿の中で目撃者や情報を募ると同時に次のように述べている。

「多くの啓発活動、教育的取り組みにもかかわらず、声なきものに対する暴力がいまだに私たちの社会に潜んでいるというのは憂慮すべきことだ」

農業
日本の技術で世界の干ばつ解決へ...ナガセヴィータの研究者に聞く「糖」の意外な活用法
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

独クリスマス市襲撃、容疑者に反イスラム言動 難民対

ワールド

シリア暫定政府、国防相に元反体制派司令官を任命 外

ワールド

アングル:肥満症治療薬、他の疾患治療の契機に 米で

ビジネス

日鉄、ホワイトハウスが「不当な影響力」と米当局に書
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:アサド政権崩壊
特集:アサド政権崩壊
2024年12月24日号(12/17発売)

アサドの独裁国家があっけなく瓦解。新体制のシリアを世界は楽観視できるのか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 2
    おやつをやめずに食生活を改善できる?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 3
    【駐日ジョージア大使・特別寄稿】ジョージアでは今、何が起きているのか?...伝えておきたい2つのこと
  • 4
    ロシア西部「弾薬庫」への攻撃で起きたのは、戦争が…
  • 5
    「たったの10分間でもいい」ランニングをムリなく継続…
  • 6
    映画界に「究極のシナモンロール男」現る...お疲れモ…
  • 7
    村上春樹、「ぼく」の自分探しの旅は終着点に到達し…
  • 8
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 9
    「私が主役!」と、他人を見下すような態度に批判殺…
  • 10
    【クイズ】世界で1番「汚い観光地」はどこ?
  • 1
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 2
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──ゼレンスキー
  • 3
    村上春樹、「ぼく」の自分探しの旅は終着点に到達した...ここまで来るのに40年以上の歳月を要した
  • 4
    おやつをやめずに食生活を改善できる?...和田秀樹医…
  • 5
    女性クリエイター「1日に100人と寝る」チャレンジが…
  • 6
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いす…
  • 7
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命を…
  • 8
    ウクライナ「ATACMS」攻撃を受けたロシア国内の航空…
  • 9
    【クイズ】アメリカにとって最大の貿易相手はどこの…
  • 10
    「どんなゲームよりも熾烈」...ロシアの火炎放射器「…
  • 1
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 2
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 3
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 4
    ロシア兵「そそくさとシリア脱出」...ロシアのプレゼ…
  • 5
    半年で約486万人の旅人「遊女の数は1000人」にも達し…
  • 6
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 7
    「炭水化物の制限」は健康に問題ないですか?...和田…
  • 8
    ミサイル落下、大爆発の衝撃シーン...ロシアの自走式…
  • 9
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いす…
  • 10
    2年半の捕虜生活を終えたウクライナ兵を待っていた、…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中