最新記事
野生生物

小学生に悲劇...トイレ開けたら巨大ヘビ...捕獲の一部始終 オーストラリア

Nightmare As Child Lifts Toilet Seat Lid To Find 5ft Python: 'Biggest Fear'

2023年4月12日(水)18時20分
パンドラ・デワン
ヘビ

(写真はイメージです) sirtravelalot-Shutterstock

<便器の蓋を開けると、そこには...>

オーストラリア・クイーンズランド州で男子小学生が驚きの発見をした。現地時間3月22日、ネットボールクラブのトイレで用を足そうと便器の蓋を開けたところ、そこにはなんと約5フィート(約1.5メートル)ほどの長さの、カーペットニシキヘビがいたのだ。

【動画】トイレ開けたら巨大ヘビ...捕獲の一部始終

少年はその場から走って逃げ、近くにいた大人に報告。その大人はヘビ専門の捕獲業者、スティーブ・ブラウンに連絡し、対応を求めた。

ブラウンは本誌に「(カーペットニシキヘビは)とても穏やかで、助け出されたことに感謝していると思います」と語った。事件が起こったのはクイーンズランド州北部ブリスベンのパイン・リバーズ・ネットボールクラブ。その地域では、カーペットニシキヘビは「非常によく見られる」という。

「基本的にはおとなしいのですが、恐怖を感じると噛みつく可能性があるので、注意が必要です」(ブラウン)

カーペットニシキヘビは、主にオーストラリアの東海岸に生息し、毒を持たない。ブラウンによると、トイレでヘビを見つけることはそれほど珍しくはないという。

「トイレで捕獲したヘビはこれで3匹目です。彼らは下水道や排水溝などから侵入してくるのではないでしょうか」(ブラウン)

ブラウンは、トイレで捕獲したヘビの動画を、Facebook上に投稿。すると何千回も閲覧され、「そのトイレには行くな」、「だから夜のトイレは怖いんだ」といったコメントが寄せられた。

「自宅や学校でヘビを見つけたら、必ず専門家を呼んでください。彼らを引っ張りすぎたり、ねじったりすると、ケガをさせてしまいます。すると怒って噛みついてくる事もありますよ」(ブラウン)

20250121issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年1月21日号(1月15日発売)は「トランプ新政権ガイド」特集。1月20日の就任式を目前に「爆弾」を連続投下。トランプ新政権の外交・内政と日本経済への影響を読む


※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


試写会
カンヌ国際映画祭受賞作『聖なるイチジクの種』独占試写会 50名様ご招待
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

韓国尹大統領に逮捕状発付、現職初 支持者らが裁判所

ワールド

アングル:もう賄賂は払わない、アサド政権崩壊で夢と

ワールド

アングル:政治的権利に目覚めるアフリカの若者、デジ

ワールド

アングル:フィリピンの「ごみゼロ」宣言、達成は非正
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプ新政権ガイド
特集:トランプ新政権ガイド
2025年1月21日号(1/15発売)

1月20日の就任式を目前に「爆弾」を連続投下。トランプ新政権の外交・内政と日本経済への影響は?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「拷問に近いことも...」獲得賞金は10億円、最も稼いでいるプロゲーマーが語る「eスポーツのリアル」
  • 2
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べている」のは、どの地域に住む人?
  • 3
    「搭乗券を見せてください」飛行機に侵入した「まさかの密航者」をCAが撮影...追い出すまでの攻防にSNS爆笑
  • 4
    感染症に強い食事法とは?...食物繊維と腸の関係が明…
  • 5
    女性クリエイター「1日に100人と寝る」チャレンジが…
  • 6
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」のはどれ…
  • 7
    失礼すぎる!「1人ディズニー」を楽しむ男性に、女性…
  • 8
    フランス、ドイツ、韓国、イギリス......世界の政治…
  • 9
    本当に残念...『イカゲーム』シーズン2に「出てこな…
  • 10
    オレンジの閃光が夜空一面を照らす瞬間...ロシア西部…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 3
    睡眠時間60分の差で、脳の老化速度は2倍! カギは「最初の90分」...快眠の「7つのコツ」とは?
  • 4
    「拷問に近いことも...」獲得賞金は10億円、最も稼い…
  • 5
    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン…
  • 6
    轟音に次ぐ轟音...ロシア国内の化学工場を夜間に襲う…
  • 7
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べて…
  • 8
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 9
    ドラマ「海に眠るダイヤモンド」で再注目...軍艦島の…
  • 10
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」のはどれ…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 3
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 4
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊…
  • 5
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が…
  • 6
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 7
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 8
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 9
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 10
    「腹の底から笑った!」ママの「アダルト」なクリス…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中