ニシキヘビ、子ポッサムの前で母を絞め殺し捕食 豪
(写真はイメージです) Frances Lawlor-shutterstock
<捕獲業者が到着した時には、母ポッサムはすでにヘビの腹の中に>
13日夜、オーストラリア東部ハービーベイ在住の女性はベランダから聞こえてきたただならぬ物音により夕食を中断せざるを得なくなった。猫サイズのポッサムが約2メートルのコースタルカーペットニシキヘビに巻き付かれ、絞め殺されているところだった。
通報を受けた地元のヘビ駆除業者「ハービーベイ・スネーク・キャッチャーズ」のドリュー・ゴドフリーが現場に到着したときにはすでに「食事」が済んでおり、胴体の一部がもっこり膨らんでいるのが映像から分かる。
このヘビは豪東海岸に多く生息しており、毒はないが強力な締め付けによって獲物を殺して捕食する。「嫌がらせをしない限り人を襲うことはない」とゴドフリーは言う。
また、ゴドフリーはヘビを捕獲するとともに生後4カ月ほどの幼いポッサムが近くの垂木で震えているのを発見した。この赤ちゃんはヘビに呑まれたポッサムの子供と思われ、現場で撮影した動画で彼は「まだ数カ月はミルクがいるだろうし、このポッサムには母親が必要だ」と語っている。
ハービーベイ・スネーク・キャッチャーズのフェイスブック投稿によると、保護されたポッサムの子供は、怪我をしたり孤児になった野生動物のリハビリを行う「イーストコースト・エキゾチック・ヘブン」に運ばれケアを受けているという。
2024年11月26日号(11月19日発売)は「超解説 トランプ2.0」特集。電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること。[PLUS]驚きの閣僚リスト/分野別米投資ガイド
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら