ハワイの自称「ドルフィン・デイヴ」イルカやクジラへの「ハラスメント行為」で批判殺到...「マジカルだからやめない」と無反省

(写真はイメージです) Willyam Bradberry-Shutterstock
<イルカやクジラと一緒に泳ぐのはやめない...「なぜならマジカルだから」と説明>
ハワイ州土地・天然資源局は現地時間3月6日、ハワイ州・ハワイ島サウス・コナ地区にあるケアラケクア湾で、65歳の男が海洋生物の尊厳を侵害する行為を行なっていたとする通報が多数あったと発表。通報を受けたのはハワイ保全資源執行部の職員だ。
【動画】「ドルフィン・デイヴ」によるイルカやクジラへの「ハラスメント行為」
男の名はデビッド・ヒメネス。フェイスブック上では「ドルフィン・デイヴ」と名乗っている。
ハワイ州土地・天然資源局は、ヒメネスがケアラケクア湾州立歴史公園内で、イルカやザトウクジラをしつこく追いかけていた疑いがあるとみている。
ハワイ保全資源執行部の職員は3月5日、ザトウクジラの胸ビレに触れそうなほど近くでシュノーケリングをしている、ヒメネスと見られる男の映像を入手した。
そして翌朝、現場に駆けつけたところ、イルカの群れをしつこく追いかけるヒメネスの姿を発見。その様子を記録した。
【動画】「ドルフィン・デイヴ」によるイルカやクジラへの「ハラスメント行為」
ヒメネスは黒いウエットスーツを着ており、イルカを追うグループを率いていた。職員が「イルカやクジラと一緒に泳ぐのはやめろ」と注意したところ、ヒメネスはそれを拒否し、その理由について「なぜならマジカルだから。他の人はもっと悪いことをしている」と説明したという。
ハワイ州土地・天然資源局によると、クジラもイルカも、州法と連邦法で保護されている。ヒメネスはハワイ州行政規則違反の疑いで、3月11日に出廷を求められていた。

アマゾンに飛びます
2025年3月18日号(3月11日発売)は「日本人が知らない 世界の考古学ニュース33」特集。3Dマッピング、レーダー探査……新しい技術が人類の深部を見せてくれる時代が来た
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら