民家の庭に猛毒ヘビの卵が110個...写真にネット驚愕...獲物が豊富、繁殖に最適だった

(写真はイメージです) Ken Griffiths-Shuttersdtock
<猛毒をもつイースタンブラウンスネークの卵>
オーストラリア・シドニーを拠点に活動する動物保護団体のワイルド・コンサベーションは3月9日、とある民家の庭でヘビの卵110個を発見したとフェイスブックに投稿。
その民家の庭には先月にも10匹ほどのヘビが出現。そして3月8日、その民家に住む2歳児が家の中でヘビを見つけたため、ワイルド・コンサベーションが駆除にあたった。
ワイルド・コンサベーションは卵のほか、複数匹のヘビも発見し、駆除。卵はイースタンブラウンスネークのもので、すべて孵化済みだったという。イースタンブラウンスネークはオーストラリア東部に生息し、猛毒をもつヘビだ。
ワイルド・コンサベーションが訪れた民家は半農村地域に位置し、近くには草原があった。同団体によると、民家の庭はコンクリートで舗装されており、ヘビにとっては暖かく安全。付近は食料となる獲物も豊富なため、産卵に最適な環境だった。
孵化済みの110個ものヘビの卵は、数年にわたって複数匹のヘビによって産卵されてきた可能性がある。イースタンブラウンスネークは通常だと15個程度、最大で30個ほどの卵を産むという。

アマゾンに飛びます
2025年3月18日号(3月11日発売)は「日本人が知らない 世界の考古学ニュース33」特集。3Dマッピング、レーダー探査……新しい技術が人類の深部を見せてくれる時代が来た
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら