15人を負傷させたヒョウ、ものすごい速度で車を襲撃

ヒョウに襲われるのを防ぐには、まずヒョウに近づかないことと、ヒョウが生息している地域では子供たちの身の安全に気を配ることだと、BBCワイルドライフは解説。もしヒョウが襲ってきたら、叫んだり手を叩いて大きな音を出したり、両腕を振り回して体を大きく見せることが大事だという。

とはいえ、ヒョウに人間が襲われる事件は時おり起きている。

11月にはやはりインドで、子供がヒョウに襲われて死亡する事件が1日のうちに2件も起きた。

うち1件はある村に住む男の子が帰宅途中に襲われたというもので、ヒョウは被害者を近くの草原まで引きずって運んだという。もう1件では10歳の女の子が、家族が営む農場で野菜を収穫している最中に襲われた。

9月にも、かつて病院だった建物の中で寝ていた夫婦がヒョウに襲われた。夫は首を傷つけられて死亡、妻も重傷を負った。