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ツイッター「もはや安全な場所ではない」セクシースーパーモデル、ジジ・ハディッドもツイッターを去る
ジジ・ハディッドも、ツイッターアカウントを削除した...... REUTERS/Neil Hall
<イーロン・マスクがツイッターを440億ドル(約6兆4000億円)で買収して以降、次々にセレブがツイッターアカウントを削除している......>
イーロン・マスクがツイッターを440億ドル(約6兆4000億円)で買収して以降、アメリカでは次々にセレブがツイッターアカウントを削除する現象が起きている。
スーパーモデルのジジ・ハディッドは、新生ツイッターを「憎悪と偏見のゴミため」と呼び、アカウントを削除した1人。
ハーパースバザーなどのメディアによると、ハディッドの決断は、ツイッター社が人権保護の部署を解体することを決定したことに反発したものだ。先週末インスタグラムのストーリーで、ファンとの繋がりの場の1つだったツイッターを断ち切ることに対してファンに詫び、「もはや安全な場所とは思えないため、自分が参加したい場所ではない」と述べた。
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ほかにも、時期は不明だが、マスクの元ガールフレンドのアンバー・ハードも、ツイッターのアカウントを削除している。
ウーピー・ゴールドバーグ、ほかセレブが続々アカウント停止
マスクのツイッター買収後、多くの二極化した意見につながっており、引き続き使い続けるセレブがいる中で、離れていくセレブはほかにもいる。
「疲れたので少しの間(ツイッターと)距離を置く」と発表した俳優のウーピー・ゴールドバーグ、「自分向きではないのでほかのSNSを使うことにする」と発表した歌手のサラ・バレリス、「私や息子、そしてPOC(有色人種)のための安全な場所ではない」とした歌手のトニ・ブラクストン、「イーロンの計画には乗らない。さよなら」と去った脚本家のションダ・ライムズなどだ。
ほかには、コメディアンのキャシー・グリフィンは、イーロン・マスク氏の名を自身のアカウントに使用したことで、11月7日にアカウントを凍結されている。
また、マスクによるツイッター買収後、活動家グループが広告主に圧力をかけ、ツイッターは収益が大幅に減少。1日あたり400万ドル以上(約5億8500万円)を損失するなど大きな負債を抱えており、会社全体で何千人規模の従業員の大量解雇や、有料の新サブスクリプション・システム(青の認証バッジの有料化)を導入などに着手している。去っていくセレブは、こうした動きにも反発したものと見られている。
セレブが去っていく中で、ツイッター上では混乱を隠せないユーザーに加え、「嫌いなセレブが消えてくれた」と歓喜の声も上がるなど、荒れ気味だ。当のマスクは7日、「ツイッターの利用率が過去最高です(笑)」と強気のツイートをしている。
Twitter usage is at an all-time high lol
— Elon Musk (@elonmusk) November 8, 2022
また9日には「これから数ヵ月、多くのばかげた(物議を醸す)ことをするのでご注意ください。機能するものは残し、機能しないものは排除します」と注意喚起した。しばらくの間、支持派と反発派の間でプラットフォームは荒れそうだ。