環もくっきり! 海王星をジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が観測
2022年10月6日(木)16時15分
衛星トリトンは海王星よりも明るく光る
今回の観測では、これまでに知られていた南極の渦も確認され、この渦を取り巻く上層雲の帯が初めて明らかとなった。
また、既知の海王星の衛星14個のうちの7個、ガラテア、ナイアド、タラッサ、デスピナ、プロテウス、ラリッサ、トリトンもとらえられた。なかでも、トリトンは明るく光り、周囲には「回析スパイク」と呼ばれる放射状に光の筋がみられる。近赤外線ではメタンの吸収によって海王星の大気が暗くなる一方、窒素とメタンの氷で覆われたトリトンは太陽光の平均70%を反射するため、海王星よりも明るく光るという。
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