撃つのをやめたのは「もう殺す相手がいなかったから」
'Couldn't Find Anyone to Kill': Nikolas Cruz Says Why Mass Shooting Ended
AP通信の報道によれば、クルーズの弁護団は、母親が妊娠中にアルコールを摂取したことが、最終的にマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校での犯行につながったと主張しようとしているという。
米疾病予防管理センター(CDC)の定義では、胎児性アルコール・スペクトラム障害は「出生前にアルコールにさらされたことで生じうる一群の症状」とされている。妊娠中のアルコール摂取が危険とされるのは、「流産や死産、さらには生涯にわたる身体・行動・知能面での幅広い障害につながるおそれがある」からだ。
クルーズの弁護団は、犯行は胎児性アルコール・スペクトラム障害が原因だと主張し、死刑ではなく終身刑を求めているが、スコットの診断結果は、これを切り崩す可能性がある。
「これは、衝動的な、その場の思いつきで決断されたことではなかった。何カ月も前から計画されていた」。スコットは銃撃についてそう語ったと、インディペンデントは伝えている。
(翻訳:ガリレオ)
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