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米政治死んだ議員の姿を探すバイデン... 珍事に批判が高まる理由は?

8月に死去した議員の姿を探す様子が話題に KEVIN LAMARQUE-REUTERS
<バイデンはまもなく80歳の後期高齢者。もしかして......>
「ジャッキーはどこだ? 来ると思っていたんだが」
米共和党のジャッキー・ワロルスキー下院議員が8月に自動車事故で死去したことを忘れたのだろうか。
■【動画】「ジャッキーはどこだ?」後期高齢者バイデンのヤバい言動
バイデン米大統領は9月28日、ホワイトハウスが開催した飢餓対策会議でスピーチ。会議の実現に尽力した超党派議員らに謝意を述べた際、その1人だったワロルスキーの姿を探した。
この珍事に、オンラインではバイデン批判の声が上がる一方で、補助的栄養支援プログラム(SNAP、旧フードスタンプ)拡大法案を提出した民主党のジャッキー・ローゼン上院議員のことだったのではないかと問う向きもあった。
だが先頃、バイデン政権が発表した飢餓・栄養・健康戦略報告書の謝辞に、ローゼンの名前は記されていない。
バイデンは11月に80歳の誕生日を迎える。
高齢で責務に追われる身だからと、今回の「物忘れ」を擁護する声もあるが、批判派は問題のスピーチの生気のない口調を指摘。「重度の認知症」の証拠ではないかと危ぶんでいる。

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