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ネット【実験】シンガポールのスタバにMacBookを放置し、1時間不在にしたらどうなる?
(写真はイメージです) juststock-iStock
<窓際のカウンター席にパソコンを置き、ランチに出掛けてみたが──>
アメリカの映像クリエイターがシンガポールで行った「実験」が興味深いとして、ソーシャルメディア上で話題となっている。
その試みとは「スターバックスにMacBookを置いたまま1時間不在にしてみたら?」というもの。マルチメディアジャーナリストのアプティン・サイーディ(@uptin)は24日、この検証動画をTikTokに公開した。
映像の冒頭、サイーディはカバンとPCを窓際のカウンター席に残してランチに外出する。ナレーションでは実験の趣旨が述べられ、シンガポールがどれだけ安全な場所かについての説明が続く。実際、この都市国家は今年の世界平和度指数ランキングでもアジアトップの9位にランクインした。
治安が保たれている要因として、サイーディは次の3点を挙げる。
1. 実直さと公正さがシンガポールの文化の基盤となっている
2. 生活の基本的ニーズが満たされていて、人々が犯罪に手を染める必要がない
3. 監視の目が広く行き届いている (今日、設置された監視カメラの数は9万台にも上る)
ショッピングモールに出掛け、1時間後に戻ってくると、元の席には(期待した通り)MacBookが盗まれることなく残されていた。
@afro.rebelの「『基本的ニーズが満たされていること』、これが一番大事だと思う」というコメントには18万以上の「いいね」が集まっている。結果ではなく試み自体に驚くユーザーも見られ、@jakany030は「とても高くつく社会実験だ」と感想を述べた。
一方、「ロンドンだったら目の前に置いていても盗まれる」など自国を引き合いに出すユーザーも。
@snaptapestry123は「ここ南米ではノートパソコン、電話、カメラ、名前、妻、自信、そして家まで奪われる」と書き込み、笑いと同情を誘った。
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