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ミャンマー

ウクライナ戦争が激化する最中、プーチンに急接近した人物

2022年9月12日(月)12時00分
セバスチャン・ストランジオ
ミャンマーのミンアウンフラインとプーチン

ミャンマー国軍のトップがプーチンと会談 VALERIY SHARIFULIN-SPUTNIK-POOL-REUTERS

<孤立するミャンマー。国軍トップが9月7日にウラジオストクを訪れ、合意した内容とは>

クーデターによる政権奪取と市民への弾圧で国際社会の非難を浴びるミャンマーが、ロシアに急接近している。

ミャンマー国軍トップのミンアウンフライン総司令官は9月7日、「東方経済フォーラム」に出席するために極東ウラジオストクを訪れ、プーチン大統領と会談。

ロシアの支援のおかげで「わが国は劇的な発展を遂げている」と謝意を伝え、プーチンを「ロシアのみならず世界の指導者だ」と持ち上げた。

両国関係は以前から良好だったが、それぞれ昨年2月のクーデターと今年2月のウクライナ侵攻で欧米からの制裁が強化されたのを受け、協力体制の深化を模索している。

両国は、小型モジュール式原子炉のミャンマーへの導入を含む核エネルギーの平和利用分野で協力していく方針に合意。

さらにミンアウンフラインは、ロシア産石油製品の輸入を開始し、その代金をロシア側の要望どおり、同国通貨ルーブルで支払うことも明らかにした。

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